「スパイダー」の⾼性能にいち早く注⽬、⽇本初の⼯事実績を持つ「成島建設」

スイスMenzi Muck（メンツィムック）社製の4輪多関節型作業機械「スパイダー」は、地形条件に左右されない高い機動力を誇り、土木・林業・河川（護岸）工事・災害復旧の各分野で注目を浴びている。成島建設は、その唯一無二の性能にいち早く注目。平成28（2016）年、スイスへ視察に出向き、その能力を実感し、導入を決定した。

平成29（2017）年、スイスでのライセンス取得に向け成島建設から4名を選出、本場の試験に望み全員合格した。日本人として、初のスイス本国でのライセンス取得となった。スイス人指導者からは、日本人オペレーターの技術に高さに驚いた、という賞賛の声もいただいた。当時、スパイダーの操縦ライセンスを持つオペレーターは全国で6名。うち4名が成島建設のスタッフだった。

鹿児島県「鹿屋大崎ソーラーヒルズ太陽光発電所」
杭打ち工事（平成29（2017）年5月）

急傾斜地にもかかわらず、造成工事を行わず、土地なりに太陽光パネルを設置。自然環境に配慮された当発電所プロジェクトにおいて、難易度の高い杭打ち工事を成島建設が担った。
本工事が、現場において本格的に「スパイダー」を活用した、日本で最初の工事実績となった。

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